水垢(みずあか)
この記事を読むと
「水垢(水あか)」について情報を得ることができ対策ができるようになります。
久しぶりに乗った車を見てみると・・
![](https://hahuta.com/wp-content/themes/cocoon-master/images/ojisan.png)
「え?この黒いの何?」
せっかくこの前までキレイだったのに・・・
毎日、乗っているクルマでも、ふと見たら・・
![](https://hahuta.com/wp-content/themes/cocoon-master/images/obasan.png)
少しづつ変化しているからなかなか気づかなくて・・
気づいた時、「!」「落ちない!」
急いで持っているタオルでゴシゴシ。
「取れた!」「まだ、取れない!」
取れるまでゴシゴシ。
取れた時には、そこにもう洗車キズと呼ばれる
タオルで拭いた後が・・・・
その黒い悪魔の正体は・・
正体は「水あか」なんです。
水垢(みずあか)とは・・・・・
スケール(Scale)とも呼ばれ皆さんも一度はお風呂などでも見たことがあるかと思います。
クルマの場合は
油分を含んだ水垢と含んでいない水垢があります。
特徴
・ミラーの下、ドアノブ、ドアの下の部分にできやすい。
・水が溜まって、後から垂れてくる同じ場所にできやすい。
油分を含んだ水垢は下の方にできやすいです。
理由は、雨が降った後に
クルマの防水、防錆目的で使用しているグリースなど
雨がふった時に
一緒に流れてきて、ボディに黒く残ります。
特徴として
放置すると固着して落ちにくい汚れになります。
水道水をかけて、洗車した時に
クルマの窓ガラスについているのも水垢です。
これは窓ガラスをコーティングしていると代わりにダメージを受けて軽減してくれますが、
窓ガラスをコーティングしていない場合、ひどくなると
落ちなくなっていく可能性が高くなっていきます。
稀に、窓ガラス全体がウロコ状になり視界確保が良好でないクルマもいます。
キレイなクルマはメリットが大きい
メリット
・クルマが長持ちする
・無理な運転をしないので事故に遭いにくい
・運転が楽しくなる
![](https://hahuta.com/wp-content/uploads/2021/04/水垢後.png)
理由は、
窓ガラスが跡になっているので、視界が悪い
ドアミラーが跡になることで、後続車が見えにくい
例えば、
極端ですが、自分のクルマがボコボコしていたら・・
小さな変化は気づかないだろうし、ちょっと当たっても気にならなくなってくると思います。
汚れも気にならなくなり、クルマの運転は疎かになり
事故への確率は上がります。
水垢は
白いクルマだけでなく、黒いクルマにも付きます。
※黒の車は白に比べて、目立ちにくいので放っておく方がいます。
ワクワクした楽しい気分で
事故のないように
楽しいカーライフを送って欲しいです。
水垢が付着したり、固着したりする原因
「悪循環?「汚れたWAX型」の水垢」
昔から、車の手入れにはWAXが日常的に使われてきました。WAXは、カルナバ、パラフィン、シリコン化合物などの「油成分の混合物」です。常温で、ある程度の流動性を持ちます。その流動性ゆえに、塗装の凸凹をカバーして表面が平らになるので、”ツヤ”が出ます。しかし、WAXは、分子同士が結合していない混合物の膜なので、排気ガスなどの油成分が混じった汚れと、性質的に仲が良く、「汚れたWAX被膜」となり、洗っても取れない水垢をつくってしまうのです。「最近多発の新種の水垢。」
噴きかけ型コーティング剤による ミルフィーユ型水垢。
近来、WAXからコーティングの時代へと、変わってきました。コーティング剤にもいろいろな種類がありますが、最近の主流は、濡れたボディに直接噴きかけ、拭いていくタイプのコーティング剤です。
これらのコート剤は、シリコンやガラス系のマイクロエマルジョンとなったほぼ透明な液状であり、塗装上に噴霧することで、分子的に結合されたコーティング膜を作ります。その他の、洗車機などで使われている「撥水コート」なども同様で、これらのコート剤は、ミルフィーユ型という新しい水垢の原因になることがあります。これは、WAXのような混合物ではなく、分子結合した連続的な被膜なので、汚れが浸透しませんが、膜の上には汚れが付着します。汚れをキチンと取らずに、再び噴きかけ型コーティングをかけると、汚れをサンドイッチの様に挟み込んでしまいます。これを何度も繰り返すことで、汚れが何層にも推積し、まるでミルフィーユの様な、水垢になってしまうのです。
※キーパーラボ公式より引用
水垢にはパターンがある
水垢には、
①「付着して簡単に取れるパターン」
②「固着して簡単に取れないパターン」があります。
①「付着して簡単にとれるパターン」
・黒いシミができ始めた場合
黒いシミに気づいた時が一番軽い状態です。
洗車をしたり、洗って軽く拭き取れば取れます。
取れない場合は、コーティングを施工しているなら施工店に
洗車を任せているなら、任せているお店に相談してください。
・コーティング施工している場合
コーティングを施工している場合は、ボディの上にコーティング
その上に水垢が乗っかっている状態なので、比較的簡単に取ることができます。
油性の汚れは少し力を入れないと取れない場合もあるので、
力を入れると拭き傷がつく原因になりますので
施工店に相談すると簡単に取れますので声をかけてください。
②「固着して簡単に取れないパターン」
・洗車に関心がなくて、年数回のみ洗ったりする場合
放っておくと、体でもそうですが、悪化してしまいます。
年数回しか洗わなかったりしても、
その時店員に伝えて下さい。
適切なアドバイスが受けれると思います。
・コーティングなど、クルマに化粧をしていない場合
付着からの、固着するまでの時間が早いです。
同じ場所に同じように垂れてくるので、その箇所が痛みやすい状態となります。
コーティングをして平面状態にすることで、軽減できますので
是非、カーコーティングは施工をオススメします。
時間が経てば、付着から固着へ変わります。
結論
・雨の日の後、水垢に気が付いた時が一番早い。
・シャンプー洗車で取れない場合は、ゴシゴシとタオルなどで擦らない。
・カーコーティングをしていると、できた場合でも取れやすくボディも痛みにくい
・分からない場合、調べたり、近くの洗車店に相談をする。
どちらでも相談してもらえれば簡単に取れます。
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